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極上のレザー | トリヨンラグーンとは

トリヨンラグーンコレクション03

エルゴポックのハイエンドラインとして登場した「トリヨンラグーン」コレクション。
極上の質感と美しい発色を持つこのレザー「トリヨンラグーン」(Taurillon Lagun)は、フランスの名門タンナーレミーキャリアット社(REMY CARRIAT)によって手がけられた世界最高峰のレザーです。

では、なぜトリヨンラグーンがこれほどまでに高価で、魅力的なのか?
その秘密を紐解いていきましょう。

 

希少な原皮「トリヨン」

トリヨンとは、フランス語で 「若い雄牛」 を指します。
このレザーに使われるのは生後1~2年の若い雄牛の皮で、その希少性は非常に高いもの。
生後6ヶ月未満のカーフスキンよりも肉厚で耐久性があり、成牛のカウハイドやステアハイドよりも柔らかく、きめ細やかなのが特徴です。
そのため、触れた瞬間にしっとりとした滑らかさと、弾力のある豊かな質感を感じられます。

 

クロム鞣し – しなやかで丈夫な仕上がり

トリヨンラグーンはクロム鞣しによって、ソフトでしなやかな仕上がりになっています。
一般的にクロム鞣しは環境への影響が懸念されることもありますが、レミーキャリアット社はLWG(レザーワーキンググループ)認証を取得。
最新の排水処理設備やエネルギー効率の高い生産プロセスを導入し、環境に配慮した方法でレザーを製造しています。

 

ナチュラルシュリンク加工 – 豊かなシボと高級感

トリヨンラグーン最大の特徴が、このナチュラルシュリンク加工。
革を縮ませ自然なシボ(シワ模様)を付けながら、ふっくらとした厚みを持たせることで、手に取った瞬間に違いがわかる特別な質感を生み出します。
しっとりとした触り心地に加え、エレガントなシボの表情が、バッグや革小物に高級感をもたらします。

 

セミアニリン仕上げ – 美しさと耐久性の両立

あらかじめ薄く顔料をコートし、染料で染色します。
この工程により、
・透明感のある美しい発色
・ナチュラルな風合い
・耐久性の向上(色落ちしにくい)
が実現されています。

なお、フルグレインレザーなので最上層に多少の傷は付いています。厳選した原皮を使用しているので傷の程度は小さいですが、薄く顔料でコートしています。
傷も個性とするタイプのレザーもございますが、当レザーはラグジュアリーで上質なタッチ、均一な仕上がりを追求しております。

 

フルグレインレザー – 最高品質の証

フルグレインレザーとは、革の最上層(銀面)を削らずにそのまま活かしたレザーのこと。
この層は最も繊維が密で、耐久性・通気性・しなやかさに優れています。
しかし、通常この層には小さな傷やムラがあるため、削り取られたり、加工や塗装で隠されることが多く、流通の少ないレザーです。

 

ヨーロッパのメゾンに認められた品質

レミーキャリアット社が手がけるトリヨンレザーには様々な種類がありますが、その中でも「ラグーン」は特にシボが大きく、ふっくらとした厚みが特徴のレザーです。その柔らかさと高級感のある風合いから、バッグに最適な素材として高く評価されています。
また、レミーキャリアット社はヨーロッパの名だたるメゾンブランドにもトリヨンレザーを提供しており、その卓越した品質とラグジュアリーな雰囲気は世界中で広く認められています。

 

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