ブライドルレザーのお手入れ・ケアについて
ブライドルレザーのお手入れ方法をご紹介します。
日常的なケアから汚れ、水濡れといったトラブルシューティングに対してまで対処方法をご確認いただけます。
【ご使用いただく前に】
ブライドルレザーにはワックスを存分に含ませておりますので、初めてご使用いただく際には撥水スプレーの使用はお控えください。表面の白い粉「ブルーム」はワックス成分が滲み出たもので使い込むと馴染み消えていきます。このブルームが消えるまでは特別ケアの必要はありません。
ブライドルレザーのケア|ブラッシング
ブルームが消えるまではブラッシングは不要です。柔らかな毛のブラシで表面に付いたホコリを払います。ステッチやファスナーのまわりはホコリが溜まりやすいので、丁寧にブラッシングしてください。強く擦らずに、優しくを心がけましょう。
ブライドルレザーのケア|栄養補給
天然素材のレザーには水分・油分の補給が必要です。ブライドルレザー製品は使用していくうちにワックスが馴染みブルームが消えると艶が生まれ、柔らかさが出てきます。その頃合いから定期的な栄養補給を行なっていきます。その頃合いから定期的な栄養補給を行なっていきます。使用するのは水分・油分の補給ができる皮革用デリケートクリーム。念の為、シミや変色を起こさないか目立たない箇所で試してからご使用ください。柔らかな布に少量のクリームをとり、優しく塗りのばします。時間をかけすぎると浸透差が生じ、ムラになる場合があるので極力スピーディな作業を心がけましょう。
ブライドルレザーのケア|仕上げ
クリームを塗り終えたら柔らかな毛のブラシで再度ブラッシングし馴染ませます。クリームが残りやすいシワ、ステッチまわりは入念に行います。その後、クリームが浸透し乾いてきたら柔らかな乾いた布などで全体を磨き上げます。
汚れてしまった場合の対処
汚れてしまった場合は皮革用クリーナーをご使用ください。柔らかな布に少量の溶剤をとり、汚れ箇所を重点的に全体を拭き上げましょう。目立たないところで試してからお使いください。
濡れた場合の対処
濡れてしまった場合は、柔らかい布で軽く押さえるようにして水分を吸い取ります。その後、自然乾燥させることが大切です。乾燥機やドライヤーなどのご使用はお控えください。
保管方法
長期間使用しない場合は、直射日光を避け、風通しの良い場所で保管してください。革が呼吸できるように布製の袋や専用の収納ケースを使用するとよいです。